【香川】書の美しさだけでなく、曲に合わせた演技や所作の完成度も競い合う「うどん県書道パフォーマンス大会」が15日、高松市の高松シンボルタワーであった。
この大会は2012年から始まり、13回目。今回は県内の高校から20チームが参加した。各校の部員はおそろいの袴(はかま)を着て、縦4メートル、横6メートルの紙に練習の成果を発揮した。
優勝は高松商業、準優勝は観音寺総合、3位は高松東だった。
高松高校は2年生7人が参加。部員が話し合って決めたテーマ「芯の強さ」を表現するため、西郷隆盛の漢詩の一節「雪に耐えて梅花麗し」と大書し、梅の花も描き入れた。梅花をイメージして赤い和傘を使ったパフォーマンスも披露した。
部長の真田有咲さん(17)は「反省もあったかもしれないけど、みんな笑顔で出来たので今までで一番よかった」と話した。(土居恭子)